2007-04-21

機内での過ごし方

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』(ちくま新書)の著者で知られる梅田望夫氏のブログにこんなことが書いてあった
私の場合、九時間以上の国際線フライトに年に二十回くらい乗る。その機内での時間の使い方に、最近、私なりの小さなブレークスルーが生まれた。ふとしたことがきっかけで発見したのだが、機内は、講演を聞くのにじつに適した場所なのである。座席はあたかも講演会場のように窮屈だし、適度に暗い。途中で離席する自由がないからこそ逆にゆっくり話が聞ける。集中しても読書や映画鑑賞と違い目が疲れない。気がつくと一時間半とか二時間が経過し、退屈な機内の残り時間がどんどん減っていくのは快感でもある。

確かにそうだ。日系の飛行機では、オーディオに落語チャネルがあり、自分もこれを聞くのを毎回楽しみにしている。国際線だと、食後には消灯されてしまうので、本を読むのは辛いし、ビデオをみるかオーディオを聴くかのどちらかである。
講演会の録音を聞くというアイデアはなかなか良いかもしれない。通勤中に聴くには中途半端だし、メモも取れない。他にすることがない、ある程度まとまった時間に集中的に聴くのはいい。それに勉強にもなる。

ちなみに、私の国際線機内での過ごし方は、こんな感じ。最近は乗客の少なくなった(=アップグレードされ易い)JALを利用している。
  • 機内に入ったら、まず雑誌を2〜3冊確保。ビジネスクラスとファーストクラスの間にあるギャレー近くにおいてある。右側の通路そばの棚が穴場。それから新聞も確保。
  • 飲みものサービスが始まるまでひたすら雑誌、もしくは持ち込んだ本を読む。
  • 飲み物サービスが始まったら、映画に切り替える。見る映画は前日までに決めておく。上映時間が長いものを先に見る。上映時間が長いものでも、ドリンクサービスと食事でだいたい1本見終わる。
  • 余裕があったら2本目を見る。(途中で意識を失い、睡眠へ)
  • トイレに立ったときに雑誌を返す。落語を聴きながら、再度眠りへ。
  • 目覚めたら2本目の映画の続き、または、3本目を見る。3本目は短いものなので、着陸前までに見終われる。2回目の食事。
  • 着陸20分前にトイレに立つ。雑誌がかなり戻ってきているので、ここでさらに雑誌を借りる。
  • ゲート到着まで借りた雑誌、機内誌をチェックする。機内誌はたいていお持ち帰りする。
こんな感じ。
機内でiPodを使うことはほとんどない。もちろん、映画を見たり、落語を聴いたりするときは、このヘッドホンを使う。疲れ具合が全く違う。

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