ランチは、ノースエンドにあるオイスターバーNeptune Oysterと決めていた。
NETPTUNE OYSTER
63 Salem Street, Boston, MA 02113
617-742-3474
SUN-WED 11:30AM - 11PM, THU-SAT 11:30AM - 12AM
店内は狭く、いくつかのテーブルとカウンター席しかなく、予約を取っていない。そのため、ランチ時を外して1時半くらいに行ったのだが、店内はほぼ満席。しかし、運よくカウンター席が空いていたので待つこともなく座ることができた(空いている席に勝手に座ってよいようだ)。
まずは、着席すると、メニューと生牡蠣の発注票を渡され、しばし眺める。発注票には牡蠣の種類のほかにワインのテイスティングに似た味の表現(medium size, slightly salty, crispy with finish with melon taste)が書いてあり、注文したい個数を書き込む。
今回はKumamotoのほか、Island Creek、Permaquid、Shrimp Cocktailを注文。値段は1ピース$1.70 - $2.70程度。海老が一番高く、$3.50だった。ただ、この海老は只者ではなく、ボストンの地ビールHarponn IPAで育てられたそうだ(ビールの中で育ったのかは不明)。ソースは、卸しホースラディッシュ(西洋わさび)入りのカクテルソースとMignonetteソース。ここのMignonetteソースは白ワインではなく、スパークリングワインで作っていたのが印象的。Mignonetteソースはドレッシング感覚で使えるが、日本人にはレモンだけで食べるのがよいかも・・・。
それと、ムール貝の焼き物を頼んだ。これはただ焼いてあるのではなく、トリュフ入りクリームソース掛けになっており、このクリームソースが絶妙に旨い。ワインのセレクションも充実しており、グラスで試せる種類も20種類くらいあったと思う。
カウンターに座ると、生牡蠣プレートを作っているところが見える。通りの窓越しには氷の中に埋められた牡蠣を少ししか見ることができないが、実はカウンターの下に冷蔵庫があり、そこに大量の牡蠣が貯蔵されているという仕組み。牡蠣の殻を裂くのは大変な力仕事だと思うが、お姉さんがリズミカルに綺麗に殻を処理している様が印象的だった。
ボストンといえば、観光で有名なUnion Oyster Houseがあるが、生牡蠣を食べたければ、こちらがお勧め。Union Oyster Houseで旨いのはブイヤベースだと思う。
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