2007-02-22

建築家ライトの所縁の地 オークパークへ

Frank Lloyd Write @ Ork Parkフランク・ロイド・ライトの邸宅とスタジオを見学しにオークパークまで遠出。オークパークはシカゴの西10マイル(16km)にある閑静な住宅街である。ライト自身の邸宅のほかに設計した住宅が歩ける範囲に点在している。
シカゴのダウンタウンからオークパークまでは地下鉄のグリーンラインを利用。車内の雰囲気はあまりよくなかった。途中、パフォーマーが現れ、車内で生ビートボックス&ぱちぱちパンチ風タップが見られた。まあまあの迫力だったので、50セントの小銭を渡した。その後、次の駅まで時間があったので、少し会話をした。
話を本題に戻そう。駅から10分~15分くらい歩いたところにライト邸があり、そこでツアーを申し込んだ。ライト邸とスタジオをツアーでなければ内部を見学することはできない。最初は観光案内所に言ったのだが、ツアーの申し込みはライト邸で申しこむことを勧められた。夏場はインターネットで予約できるようだ。この日は冬場だったので、次のタイミングのツアーに申し込めた。
Wright Home, Ork Park, IL内部のツアーではセキュリティのため、一切写真が撮影できない。ツアーは英語だが、日本語の解説の紙をもらうことができる。
この自宅は1889年に、スタジオは1898年に建てられた。子供が増え、育つと家の改造をしたそうだ。依頼された仕事のための実験台でもあったようだ。ライトは日本通でも知られ、浮世絵のバイヤーだったらしい。そのため、いまでもいくつか浮世絵(のレプリカだと思う)が室内に飾ってあった。ライトの家の特徴はそんな日本通のためか屋根の形が日本の家に似ていると思った。ライトはスキャンダラスな人生を送っており、1909年にはクライアントの奥さんとウィスコンシン州へ引っ越している。
邸宅とスタジオのツアーのあとは、オークパーク内のライトが設計した住宅を巡るツアーに参加した。
The Thomas House, Ork Park, ILOrk Park, ILOrk Park, IL
平日はiPodを借りて(日本語あり)のセルフツアーだが、週末はガイドによるツアーがある。参加した時間は参加者が4人のほぼ専属ガイド状態のツアーだった。週末の昼間に大声をだして住宅街をツアーしているので、住人の皆さんには申し訳ないと思うツアーだったが、ライト建築の特徴をうまく捕らえられるようなツアーの内容だった。
ちなみに、ライト本人の邸宅以外は現在でも住人がいる。オークパークでは2軒の住宅が売りにでている。維持費は相当かかりそうだが、$500万あれば購入できるという。
Arthur B. Heurtley House, Ork Park, IL
隣接のブックショップでライトの本を買った。後学のため、オークパーク付近のライト建築の地図(有料)を買っておけばよかった、と反省。ライトはこのような住宅よりも、晩年の大型建築、たとえば旧帝国ホテル(現在は明治村に移築)やニューヨークのグッケンハイム美術館が有名。本には実際に建築されなかったプロジェクトのコンセプト画やデザイン画があり、興味深い。
ライトの建築は米国内にあちこちに点在しているようなので、機会があったら見に行ってみたい。もちろん、日本に現存している物件も見に行くつもり。

つづく

2 件のコメント:

sae さんのコメント...

スタジオツアーのガイドさん、私の時はすっっっごい早口のおばちゃんでした…。
私はある程度、ライトについては知ってたからなんとか想像できたけど、一緒に行った人はちんぷんかんぷんだったみたい。

私はベタですが落水荘とタリアセン・ウエストが好きです。
両方とも見に行ったことはないですけど…。

js さんのコメント...

ガイドは皆さんボランティアらしいですよ。
落水荘は最近、ブラピの誕生日パーティーの会場になったみたいですね。