2007-02-05

JetBlue

アメリカに赴任してからJetBlueという航空会社を利用している。
日本にいるときは主にJALを利用していたが、アメリカ国内ではマイルを効率的にためられないので、ボストンからの利用に便利なJetBlueに乗り換えた。
JetBlueは、いわゆる格安の航空会社で、2001年に設立されたばかり。大手がスーパーハブ空港を軸として運行しているのに対し、JetBlueは子ハブを設置して、例えば、ボストン<->ラスベガス等のニッチな路線が特徴。今もなお、路線の拡大をしており、毎月どこかの路線を新設している。今年の1月からシカゴへ乗り入れしている。
特徴としては、
  • チケットは直営インターネットから、E-Ticketのみ
  • マイレージはマイルではなく、TrueBlueという会員組織のポイントのみ
  • エコノミーのみ(ファーストクラスはない)
  • ラウンジなし
といった点が挙げられる。
値段も安く、最安値でボストン→ニューヨークが$47, ボストン→ラスベガスが$99, ボストン→ロサンゼルス(ロングビーチ)が$129(いずれも片道、税、諸費用はない。往復割引もない)と安い。しかし、いつもこの値段ではなく、予約の埋まり具合によって値段は自動的に変動しているようだ。経験上、出発の約1ヶ月前が一番安くなるが、出発2週前でも空きがあるとセールになる。この場合、手数料一人$25を払ってでも変更をかけると安くなるときがある。現金での返金はないので、後日使えるクレジットとしてJetBlueのサイトに蓄積される。
(c)2007 Jun Satoすべてがエコノミーの席だが、全席革張りのシートで、シートテレビ付きである。シートテレビは映画だけでなく、DirecTVの衛星放送が生で受信できる。面白いのは、後ろの席のシートの間隔が前方に比べ広いということ。10cm程度広い気がする。主翼を境に広さがかわる。
出発前には機長がキャビンの先頭でこちらを向いてアナウンスしてくれる。大抵、乗客が失笑するギャグ付きだが。
どんなにフライトが長くてもミールサービスはなく、飲み物のサービスだけである。機内の通路に飲み物のカートが出ることはなく、キャビンアテンダントが注文を聞いて持ってきてくれる。お菓子は数種類から選ぶことができ、だいたい2個くらいもらってしまう。
今回、ラスベガスの帰りで折り返しとなる機体を観察していたが、清掃員はまったくおらず、到着後、フライトアテンダントが機内を清掃、ゲートの係員もゴム手袋をして機内掃除を手伝ってゴミを捨てる光景を目撃した。この様に低コストを実現しているのだなと関心。
現時点でのTrueBlueのポイントは64ポイント。帰国までに100ポイント達成して、無料フライトを堪能しなくては。

 

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