2007-04-08

バカルディの館

R1031278カリブ海といえば、ラム酒ということでバカルディのラム工場に行ってきました。
バカルディはもともとキューバのお酒ですが、アメリカの関税を逃れるために工場の拠点はプエルト・リコにあるそうです。
オールド・サン・ファンからは、Pier2から出ているフェリーに乗っていきます。片道50セントです。大きな金額でのおつりはないので要注意。フェリーは30分毎に出ています。フェリーに乗っていると、大型のクルーズ船(11階建て)や、水上飛行機が離陸していくところが見えました。10分ほどフェリーに揺られると、対岸に到着。
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ここからは歩いていけないので、乗り合いタクシーに乗ります。フェリーの船着場を出て、道まで出ると、怪しい感じのおじさんが「バカルディーはこっち」みたいな感じで呼び込みします。船着場から道までの間、「バカルディーまでの生きかた案内するよ」的なオーラを出している人がありますが、案内だけしてチップを請求されるだけなので要注意。大体似たような目的の観光客はいるので付いていけば大丈夫。おじさんについていくと、近くのガレージに連れていかれ、これに乗れといわれる。何も書いていない、いかにも怪しそうな、白タクのようなワゴン車。値段も言わないので乗車前に値段を聞くとひとり「3ペソ($3)」とのこと。まもなく出発し、路上を走っていると、道行く人が手を挙げている。この時点ではわかった、これは乗り合いタクシーなのだと。10分ほど走ると、到着。帰りは、駐車場にタクシーがいて、乗り合いの場合は一人$3、乗り合いしない場合は$12で行ってくれる。
R1031272交通費で一人$7かかるが、Casa Barcardiの見学は無料。その上、カクテルを2杯飲ませてくれる。英語とスペイン語のツアーは30分交代で開始されている。この日は、見学チケットをもらったとほぼ同時にツアーが始まったため、カクテルはツアー終了までお預け。ちなみに、ツアー終了後、定番のモヒートとラム・コークを試飲した。
R1031275ツアーでは、バカルディの歴史や各種バカルディの香りをかげたり、ビデオ上映を見たり。また、工場はトラムに乗って外から眺めるだけ。工場のラインを直接見ることはできない。ただ、蒸留棟の横の通るとラム酒のよい香りがする。ツアーは、お土産ショップで終了。市価(免税店)よりもかなり安く購入することができる。
R1031286また、最近はより熟成させたもの(12年もの)を生産をはじめたそうだが、歩留まりが悪く、あまり市場で出回っていないらしい。ここのお土産ショップ限定で売っていた。
工場のラインが見学できないので、工場見学とは言えないが、これまでラム酒を飲む機会がなかったので、なかなかよいきっかけになりそう。

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